---------------- 以下コンテンツ部分 ----------------

CGIテストの環境作り


Apachの設定

Apacheの設定はhttpd.confというファイルで決められている。httpd.conf内の記述で、ひとつひとつの設定のことをディレクティブと呼ぶそうだ。

ディレクティブの書き方

実際の指定の仕方は下記のように記述する。 ディレクティブ名 (半角スペース) 設定値

ディレクティブ一覧

ディレクティブ 説明 実際の指定
サーバとして使うために必要な設定
AccessFileName 各ディレクトリにこのディレクティブで指定した名前のファイルを配置してApacheの設定を行う。一般的には「.htaccess」という名前。 AccessFileName .htaccess AccessFileName .htaccess
Alias 任意のディレクトリをWebサーバとして公開しているツリーに追加する。 Alias /サーバ上でアクセスされるパス/ "追加するディレクトリのパス" Alias /icons/ "C:/Apache2/icons/"
DefaultType text/plain Webブラウザからファイル形式のわからないファイルを要求された場合の返送するファイル形式。
text/plainはテキストとしてブラウザ上で表示される。
DefaultType text/plain
DefaultType application/octet-stream
DefaultType application/octet-stream
DirectoryIndex hoge/のように ファイル名を省略してアクセスした場合に表示するファイルの順番 DirectoryIndex index.html index.htm DirectoryIndex index.html index.htm index.cgi index.php
DocumentRoot 最上位のディレクトリ DocumentRoot "C:/Apache2/htdocs" DocumentRoot "C:/Apache2/htdocs"
ErrorLog エラーログのファイル ErrorLog logs/error.log ErrorLog logs/error.log
HostnameLookups ログファイルに記録するアクセス元の情報をドメイン名で記録するか、IPアドレスで記録するかを指定。
On:ドメイン名に変換
Off:IPアドレスのまま
HostnameLookups Off HostnameLookups Off
Listen 待ち受けポート番号やIPアドレスの指定
Listen 80
Listen 127.0.0.1:8080
Listen 80
ScriptAlias 上記Aliasを参照。さらにこの指定で追加したディレクトリは拡張子に関係なく全てCGIプログラムとしてmod_cgiモジュールで処理される。 ScriptAlias /cgi-bin/ "C:/Apache2/cgi-bin/" ScriptAlias /cgi-bin/ "C:/Apache2/cgi-bin/"
ServerAdmin サーバ管理者のメールアドレス ServerAdmin メールアドレス ServerAdmin メールアドレス
UserDir システムに登録しているユーザそれぞれにWebページを公開させたい場合のために用意されたディレクティブ。
Windowsの場合はMy Document/My Websiteであることが多い。
UserDir "My Documents/My Website" UserDir "My Documents/My Website"
<Directory "ディレクトリ名" >
</Directory>で囲う
指定したディレクトリと、そのサブディレクトリ以下で適用させる。ブロック単位でディレクティブを指定。    
アクセス制御を行う設定(<directory>ディレクティブや.htaccessを用い、任意のディレクトリで制限をかける)
Options
ディレクトリで有効にするApacheの機能
All
MultiViews 以外すべて有効
ExecCGI
CGIプログラムの実行機能を有効
Includes
SSIの利用を有効
IncludesNoExec
#execと#includeを除くSSI命令の利用を許可
Indexes
ディレクトリのファイル一覧を返送
MultiViews
各言語用のコンテンツを用意し、同一のURLに対して返送するコンテンツを切り替える機能
None
全ての機能を無効
SymLinkslfOwnerMatch
シンボリックリンクの所有者とリンクが参照しているファイルの所有者が一致している場合に、リンク先へのアクセスを許可。
Options ExecCGI ディレクトリによる
AllowOverride
上書きを許可する機能の指定
All
すべての上書きを許可
AuthConfig
ユーザ認証関連の上書きを許可
FileInfo
文書形式の設定の上書きの許可
Indexes
ファイル一覧の上書きの許可
Limit
アクセス制限の設定の上書きの許可
None
上書きの禁止
Options
ディレクトリ内で有効なものに関してアクセス制御ファイルで制御許可
AllowOverride All
AllowOverride None
htdocs以下は
AllowOverride All
Allow アクセスを許可するホスト・ドメイン名の指定 Allow from all
Allow from hoge.com 192.168.0.1
Allow from all
Deny アクセスを禁止するホスト・ドメイン名の指定 Deny from all  
Order AllowとDenyの順序を指定
後ろのほうが優先的に許可
Order allow,deny
Allow from all
Deny from all
全てのアクセスが禁止
Order deny,allow
Allow from all
Deny from all
全てのアクセスが許可
 

---------------- 以上コンテンツ部分 ----------------

各ページの内容には万全を期してはいますが、(1)私の解釈の間違い (2)参考にしたソースの間違い (3)情報が古くなったことによる間違い、の可能性が常にあります。内容の信頼性は各人の判断に委ねます。

また、あるサイトからあるサイトへリンクをはる場合、サイト運営者の許可は不必要だと考えます。したがって、当サイトへのリンクは自由ですが、URLはトップページ以外常に変わる可能性があります。

デジタルメディアである以上、コピー&ペーストを制限することはできないとあきらめていますが、著作権を放棄したわけではありません。

InternetExplorerでも問題なく見れると思いますが、FireFoxでみることをおすすめします。

Another HTML-lint