ウィンドウのすぐ下にあるアプリケーションの操作群のことを[メニュー]と呼びます。[保存]などが隠れている所で、ファイル(F) 編集(E) 表示(V) ・・・とある場所のことです。
普段はマウスでクリックしているかと思いますが、それでは遅すぎます。
それぞれの項目の括弧内にアルファベットが書いてあります。キーボード上のAltキーを押しながらカッコ内のアルファベットを押す(またはAltキーを1度押した後に矢印の方向キーやアルファベットを押す)ことで、マウスでメニューを選択したことと同じ操作ができます。
たとえば、保存するには
- [Alt]キーを押す
- ファイル(F)とあるので、Fキーを押す
- 保存(S)とあるので、Sキーを押す
または、方向キーを使って
- [Alt]キーを押す
- 下キーを押す
- 下キーを押しまくる
- Enterキーを押す
という操作でマウス操作を代用できます。なお、メニューで選択するのをやめたいときは、もう一度[Alt]キーを押すと、メニュー項目からフォーカスが外れます。
キーボードショートカットを使う
メニューの中には、操作の左側にCtrl+S などの[Ctrl+英数字]の記述があります。
これはキーボードショートカットキーで、[Ctrl]キーと同時にアルファベットのキーを押すことで操作を行うことができます。たとえば、保存する場合、[Ctrl]+Sと押すだけで[ファイル]から[保存]を選んだのと同じ処理が行われます。
キーボードショットカット自体をカスタマイズできるアプリケーションもありますが、変更する時は以下のことに注意してください。
- ショートカットがカスタマイズされていないパソコンを使う時に感じるストレス
- 別の人がカスタマイズされているパソコンを使った時の混乱と発生しうるエラー
- 何かの拍子でカスタマイズが初期化されてしまったときのショック
選択肢は3つ
みてきたように、ある処理を行うには3つの方法があり、それぞれに長所・短所があ。
- マウス操作
他の2つに比べ、右手が疲れる。遅い。直感的でわかりやすい。 - [Alt]キーを使った操作
両手を必要とすることが多い。速い。
高速で使うにはショートカット以上に覚えるのが大変 - [Ctrl]キーを使った操作(ショートカット)
高速。覚えていなければ使えない。
主にどんな場面で使うか
- マウス操作
既にマウスを使っていて、[Alt]でのアクセスを片手で行うより速いと判断した時 - [Alt]キーを使った操作
メニューを利用する時は、意識して使うようにする
キーボードをメインに使っていてマウスに手を伸ばしたくない時
あまりにも頻繁に行う作業なのにショートカットが用意されていない時
連続して作業を行うので、マウスのポインタの位置をあまり変えたくない時 - [Ctrl]キーを使った操作(ショートカット)
常に使用する
高速に操作を行いたい時
私の押し方
他の人がどのように押しているかわからないが、私の押し方を乗せておきます。
デフォルトの何もしていない状態。
キーボード操作時、右[Ctrl]キーを右手小指で押す。
キーボード操作時、右[Alt]キーを右手親指で押す。
マウス操作時、左[Ctrl]キーを左手小指で押す。
マウス操作時、左[Alt]キーを左手親指で押す。
マウス操作時、右[Alt]キーを左手親指で押す。
また、右[Ctrl]キーも同様に左手親指で押すことがある。
私の押し方左手拡大
隠れてしまっているので、真上から撮りました。
左[Alt]キーを左手親指で押している、左手人差し指では[F]を押そうとしている。
左[Ctrl]キーを左手小指で押している、左手人差し指は[C]キーを押そうとしている。
[CapsLock]キーを[Ctrl]キーに割り当てているので、[Ctrl]+C このようにも押せる。
高速でアクセスするためには
[Alt]キーと一緒に押すアルファベットは関連する英単語の頭文字になっていることが多い。それ以外の場合はどうしているのか不明。つまり、高速でアクセスするには英語で考えると効率が良いのです。もともと英語のアプリケーションですし。ファイルは慣れてくると[Alt]+Fで頻繁にアクセスするので(特にWindows上での新規フォルダ作成時など[Alt][F][W][Enter])、問題はフィルターがTだということですね。
メニュー日本語 | メニュー英語 | アクセスキー |
---|---|---|
ファイル | File | F |
編集 | Edit | E |
イメージ | Image | I |
レイヤー | Layer | L |
選択範囲 | Selection | S |
フィルタ | Filter | T |
ビュー | View | V |
ウィンドウ | Window | W |