パソコンへの入力機器はマウス・キーボード・ペンタブレット・タッチパネルといろいろあります。他にも、ドキュメントをスキャン、スキャニング後のOCR、バーコード読み取り、マイクからの音声入力、カメラからリアルタイム映像入力といろいろ考えられます。そのうち、視線で入力できるようになるかもしれません。それらの中で、今のところ文字入力に最も適しているのはキーボードだと思うし、どのパソコンにもつながっているので、キーボードを快適にすることに反対する人はいないだろう。
では、快適なキーボードとはどういった要素を兼ね備えたキーボードなのだろうか。思いついたものを列挙してみます。
- 指や手が疲れない
- 打ち間違いが少ない
- 作業が速く進む
- 所有欲を満たし、使っているだけで満足
- 持ち運ぶ場合は、携帯性に優れている
- 壊れにくい
1. 指や手が疲れない
長時間キーボードで打ち込んでいると、指の関節が痛くなることがある。僕はよくシフトキー(以下Shift)やコントロールキー(以下Ctrl)の押しすぎで左手の小指が痛くなった。右手の小指は、エンターキー(以下Enter)やバックスペースキー(以下BS)の押しすぎで痛くなった。また、その他の指もキーを押すのがだるくなってくることがある。ただ、肩がこる場合はひじを置く場所が無かったり、机の高さだったり、ひじの角度が悪いんだと思う。ちなみに腰が痛いのはイスと座る姿勢が問題なのだと思うので、今回は言及しません。
キーボードで指や手が疲れるのは『キーの押し心地』が問題だと思う。簡単に言えば、押し心地が『硬い』や『重い』キーをたたくより、『軽い』キーをたたいた方が疲れないのでは?ということです。タイプライターみたいに押し込むのに力がいるキーより、液晶パネルみたいに触るだけの方が疲れないでしょ、ということ。まあ、いくら押しても反応しない液晶パネルは、余計ストレスたまりますけど。。。
2. 打ち間違いが少ない
デジタルだからエラーが起きても復帰しやすいが、起きるより起きない方がイイに決まってる。ノート型みたいにキーのピッチ(キーとキーの間隔)が狭すぎて、誤って隣のキーも一緒に押しちゃうとか、BSキー押そうとしたら「¥」押しちゃうとか、いろいろあると思います。念のためですが、キーボードを見ながら打つわけではありませんよ、タッチタイピングですよ。とは言っても、右手の小指なんか担当箇所が多すぎて、記号なんかはキーボード見がちです。
3. 作業が速く進む
コピー&ペーストをすごくたくさんしなければならないとか、決まった操作をよく使うとか、そういった操作をキーに割り当てられるキーボードがありますよね。なんか「メール」ボタンとか「再生/停止」とかそういうやつです。そういうのが必須と言う人はそんなのがついてるキーボードもいいかもしれませんね。僕はキーボードとは別に、好きな操作をあらかじめ登録できるキーボードが欲しいです。
それとは別に、アプリケーションに用意されているショートカットを使って作業を迅速に行うというアプローチもある。すべてを覚えるのは不可能だし、意味が無いので自分が良く使うものを覚えましょう。結果的に、総操作数が減るので、疲れなくなります。