バイキュービック、ニアレストネイバー、バイリニアについてテストしてみて、どんな時に使えば効果的かをまとめます。
バイキュービック、ニアレストネイバー、バイリニアについてテストしてみて、どんな時に使えば効果的かをまとめます。
ID | 元画像 | 変換操作 | バイキュービック | バイリニア | ニアレストネイバー | ||||
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元画像 | 部分拡大 | 変換結果 | 部分拡大 | 変換結果 | 部分拡大 | 変換結果 | 部分拡大 | ||
1) | ![]() |
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3倍 | ![]() |
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2) | ![]() |
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3分の1 | ![]() |
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3) | ![]() |
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3倍 | ![]() |
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4) | ![]() |
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3分の1 | ![]() |
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5) | ![]() |
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3倍 | ![]() |
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6) | ![]() |
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3分の1 | ![]() |
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7) | ![]() |
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3倍 (レイヤーを変換) |
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2) バイキュービックでは元の色より明るいピクセルが境界に補間されている。
5) グラデーションでもバイキュービックは階調間にエッジが効いている。
6) 単純なグラデーションの縮小ではどれも同じ補間のされ方をした。
7) 背景でなくレイヤーを変換するとバイリニアとバイキュービックでは透明部分が補間された。
ID | 元画像 | 変換操作 | バイキュービック | バイリニア | ニアレストネイバー | ||||
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元画像 | 部分拡大 | 変換結果 | 部分拡大 | 変換結果 | 部分拡大 | 変換結果 | 部分拡大 | ||
1) | ![]() |
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1.2倍 | ![]() |
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2) | ![]() |
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1.2倍 | ![]() |
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3) | ![]() |
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0.8倍 | ![]() |
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4) | ![]() |
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0.66倍 | ![]() |
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3) 45度の斜め線はニアレストネイバーがうまくいっている
元画像 | 1回目 | 2回目 | 3回目 | 5回目 | |||
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元画像 | 元画像 拡大 |
50% | さらに 200% |
2回目 | 2回目 拡大 |
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バイキュービックによる拡大縮小の繰り返し | |||||||
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バイリニアによる拡大縮小の繰り返し | |||||||
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ニアレストネイバーによる拡大縮小の繰り返し | |||||||
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整数倍でもぼやけてしまう。バイキュービックでもしてはいけない。ニアレストネイバーはドットを取り出すようなときは使えそう。
元画像 | バイ キュービック |
バイリニア | ニアレスト ネイバー |
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100px×100pxの画像を50%に縮小 | ![]() |
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バケツツール[ アンチエイリアスなし 許容値1px ] で色を塗る | ![]() |
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バケツツール[
アンチエイリアスあり
許容値1px ] で色を塗る (元画像は あらかじめ塗ったものをバイキュービックで縮小) |
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バケツツール アンチエイリアスあり 許容値80pxで色を塗る |
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ベクター画像から持ってきたような色の境界がはっきりしている画像の場合、バイキュービックでの縮小だとエッジが目立ってしまう。どちらにせよ元画像に処理を加えてから縮小するのが一番キレイだ。ニアレストネイバーは斜め線の再現性がよくないので、色を塗るまでもなく却下。
上記のテストの結果、バイリニアはボケすぎて普段は使う時がなさそうです。バイキュービックの方が総じてキレイでした。また、処理時間が早いとありますので、パソコンのスペックと元画像のサイズと相談しながら使う機会があるかもしれないという感じでしょうか。
ニアレストネイバーは元画像にある色しか使わないので、それなりに使う機会はあると思います。ドットを維持したまま拡大縮小したい時に使いましょう。
バイキュービックはエッジが際立ち過ぎる感があるので、バイリニアのエッジと一緒に使うのも良いかもしれません。
今回は変換画像にシャープネスをかけていません。アンシャープマスクをかける方法も試してみる必要がありそうです。
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